2024年3月30日土曜日

かまいたち--6--世にも不思議な物語



資料から、などといっても単に古い本の記述だ。しかも述べられていることが実際にあったかどうかまでは不明だ。一応あったこととして記述してある。 これによれば、フランク・エドワーズなる人が著した世にも不思議な物語なる本にこの類と似ている記述があるようだ。

フランク・エドワーズと言う人は様々な超常現象を集めたマニアのような人だったのか、こんなブログを書いていて全く頭にもなかったのだが、そっち系では有名な人らしい。その彼が、同名のラジオ番組のために収録したものとなっている。

2024年3月23日土曜日

視えるという女性ともう一度連絡を試みる

かまいたちの途中で話を挟むが 、例の視えるという女性と何とか連絡が取れないかと思って、もう一度件の居酒屋で出向いた。いつもは割と客のある店に、その時はずっと私ひとりで、珍しいことだが、その方が話がしやすい。



あれこれと挨拶代わりの世間話をした後で、あの女性、元気かねと、そんなことから切り出した。どの人のことを言っているのか、女将はそんな様子でピン来ない感じだったが、これは恐らくトボケだろう。少しずつ分かってきた感じを装ったが、どうも以前とは違う。

こちらは飽くまで、以前の話が面白かったのでと、それ以上ではないことを装ったが、以前はわざわざ電話までしてくれたのに、この変わりようななんだろうか。

話はあまり当てにしない方が--とそんなことまで言っていた。当てにするとかはともかく、どんな話でも興味深い面があれば糸口から辿りたいと思っているのだ。女性は私の写真を撮って別の、より視えるという人に送ってくれた。相手は男性で、その時にちょっと事態を説明したが、スマホの向こうから聞こえる声にどこか聞き覚えがある。気になる部分なのだ。

しかしそれ以上の話は進まず、適当なところで店を出て一気に寒くなったホームに佇んだ。

女性は間違いなく常連だったが「いや、全然」と女将は言っている。関係に、なにかあったに違いないのだ。

これ以上はもう放置するしかない。なにがあったかを詮索する訳にも行かない。時間を置いてたまに様子を見に行く程度しかない。

物事は進まないものだ。

2024年3月17日日曜日

かまいたち--5--見えないものに襲われる



前回の記事に書いた--怪奇現象博物館--なる本は北宋社という出版社から出されている。あまり聞いたことはないが調べてみる限りでは今も現存しているようだ。在所は文京区水道とあるが、私の手元にある本は1987年版とあるからかなり昔だ。変わっていないとすれば、私は過去文京区に住まいしていたので、ある程度はうろついたところだ。物好きにも今調べてみると、あの串カツ田中が存在している。がしかし、出版社そのものはビューでは探せない。転居しているかも知れない。

2024年3月10日日曜日

かまいたち--4--ある資料から

今更のことだが、かまいたちと言ってもお笑いのことではない。念のため。あっちはあっちで今は色々あるようだけど。

こんなことがあっても、奇妙なことがあるものだと思う程度であって、だからといって別に何ができる訳でもない。その後はしばらく時間が経っても同様のことは起きないので、どうやらそれ以上の危険はないと判断し、いつしかどうでも良くなってしまった--と言うのが実情だ。実際、以後数年間このような現象は起きていない。



しかし、見えないものに何か悪さをされると言った事柄はあるのだと、どこかでそんな記事を読んだ記憶が薄っすらとある。それであれこれ調べたら、多分これだと言うのが出てきた。怪奇現象博物館と題されている。脇に--フェノメナ--とある。現象という意味か。

過去に世界中で起きた奇怪な出来事をまとめた本で、空から魚が降ってきたとかの話があれこれと載っている。

2024年3月3日日曜日

かまいたち--3

奇怪なことに遭遇した人でないと多分ピンと来ないだろう。そのさなかにある間はその奇怪さがピンと来ないのだ。なんだろうと思いつつ消毒したりはする。でもそれだけだ。後から段々と、そんな馬鹿げたことがあるものかと思い始める。姿形も見えないものに引っかかれるなどと。



気になって、やはりかまいたちにやられたとする人の動画を探した。あるにはあったがその人は妙にはしゃいでいて、しかも自分のとはかなり様子が違う。その人のは世間で言われている通りのかまいたちだ。信憑性の判断も、何とも言えない。