人は寝入りばなに、いやそこでなくても普段目を瞑って何かのイメージを脳内に思い浮かべたりすることが日常的にあると思う。誰でもやっていることだ。だが、浮かび上がるイメージには限界があり、映画や動画を見るような状態にはならない。ところが自分にはそれが時々起きる。過去のどこだったかのブログを運用していてそれを述べたことがある。誰も信じないだろうが。
最初にそれが起きたのは今から30年以上前だった。借家式のアパートで悶々と言ってよい暮らしをしていた。寝床に入って半分眠いような状態でいて、何ゆえか突然深海に潜むワームのようなお化けを想像した。それは最初は想像の映像だったが徐々にはっきりし始め、やがてはビックリするほどの鮮明な映像に変わり、しかも立体的で、ということは三次元的で、前方にだけ映像が見えるのではなく周囲ぐるりを全部包むようになった。しかもそれはこっちの意識から離れて勝手に動く。

