2024年3月23日土曜日

視えるという女性ともう一度連絡を試みる

かまいたちの途中で話を挟むが 、例の視えるという女性と何とか連絡が取れないかと思って、もう一度件の居酒屋で出向いた。いつもは割と客のある店に、その時はずっと私ひとりで、珍しいことだが、その方が話がしやすい。



あれこれと挨拶代わりの世間話をした後で、あの女性、元気かねと、そんなことから切り出した。どの人のことを言っているのか、女将はそんな様子でピン来ない感じだったが、これは恐らくトボケだろう。少しずつ分かってきた感じを装ったが、どうも以前とは違う。

こちらは飽くまで、以前の話が面白かったのでと、それ以上ではないことを装ったが、以前はわざわざ電話までしてくれたのに、この変わりようななんだろうか。

話はあまり当てにしない方が--とそんなことまで言っていた。当てにするとかはともかく、どんな話でも興味深い面があれば糸口から辿りたいと思っているのだ。女性は私の写真を撮って別の、より視えるという人に送ってくれた。相手は男性で、その時にちょっと事態を説明したが、スマホの向こうから聞こえる声にどこか聞き覚えがある。気になる部分なのだ。

しかしそれ以上の話は進まず、適当なところで店を出て一気に寒くなったホームに佇んだ。

女性は間違いなく常連だったが「いや、全然」と女将は言っている。関係に、なにかあったに違いないのだ。

これ以上はもう放置するしかない。なにがあったかを詮索する訳にも行かない。時間を置いてたまに様子を見に行く程度しかない。

物事は進まないものだ。

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