2024年3月10日日曜日

かまいたち--4--ある資料から

今更のことだが、かまいたちと言ってもお笑いのことではない。念のため。あっちはあっちで今は色々あるようだけど。

こんなことがあっても、奇妙なことがあるものだと思う程度であって、だからといって別に何ができる訳でもない。その後はしばらく時間が経っても同様のことは起きないので、どうやらそれ以上の危険はないと判断し、いつしかどうでも良くなってしまった--と言うのが実情だ。実際、以後数年間このような現象は起きていない。



しかし、見えないものに何か悪さをされると言った事柄はあるのだと、どこかでそんな記事を読んだ記憶が薄っすらとある。それであれこれ調べたら、多分これだと言うのが出てきた。怪奇現象博物館と題されている。脇に--フェノメナ--とある。現象という意味か。

過去に世界中で起きた奇怪な出来事をまとめた本で、空から魚が降ってきたとかの話があれこれと載っている。

実はこの本はかなり昔に買ったもので、当時はある事情を抱えていて、現実にはあり得ない超自然現象がもしあるのなら、そんなものにでも頼ってみたい身の上だった。身体に厄介ごとを抱えていて、今もそれが治った訳ではないのだが、時間と共に諦めと、どうにか日常的に慣れて過ごしている状態だ。こんなことがあるのならなんだってあり得る。そんなことにでも頼りたい。当時はそんな心境だった。

これは多分、同様の辛さを経験したものでないと分からないと思う。当時は怪しげなところへも出かけたし、つまらない金も使った。訪ねた団体の一部は今も活動している。自分には何等の変化も、つまり事態を軽減させてくれるような事柄は一切なかったが、インチキかどうかの判断はしないで置く。とにかくそのことは今記述していることとは関係ない。

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