どこからか、古い自家発電機でも稼働させるような物音が漂ってくることを書いているが、相変わらず続いている。以前は夜中だけだと思っていたが、どうやら時間は関係ない。規則性は全然ないようだ。夜中に比べて昼間などは分かりにくかっただけなのだ。
距離はあるように思う。近くとは思えない。なぜ自家発電機が出てきたかというと、以前住まいしていたアパートの近くでそれを回していた人が居たからだ。その住人をはっきりとは知らないが愛想の悪い人ではなかった。会えば挨拶はする。難しい人でもない。でも町内にはどうやら入っていなくて、その意味では近所付き合いはしない人のようだった。気配としては、どうやら息子が一人居たように思う。奥さんの気配はなかった。
その人が、僅かな庭に自家発電機を置いて、電気を引き込まずにそれで暮らしていた。可能かどうかは知らないが、とにかくそうやっていた。その音にちょっと似ている。
漂っている時間は長くて数分。しかし夜中にもあると言うことは近隣の普通の生活者ではないだろうと推理できる。しかしその音を確かめようと夜中にも外に出てみるが、不思議と聞こえなくなる。
近所の人は誰も知らない。知っていても気にもしないだろう。私の近隣の人は、私から眺めるとやや鈍感だと思う。
こういうことには好奇心が働く。いつか突き止めてみたいと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿