こんな時、本来のファイルをうっかりどこかに保存していないかと考えるものだ。運が良ければそういうこともあるかもしれない。が、現実には少ない。あれこれ探して結局時間を無駄にする。
しょうがないから上に重なったデータを手作業で取ったのだった。二時間弱かかったろうか。これはまったくの徒労なのだ。その日の作業を終えるたびに余計なことが起きていないかを重々確かめて翌日の作業になるのだがハラハラドキドキだ。デジタルは間違えないというけど、本当にそうなのかと思ってしまう。
過去にも何度か不思議なことがあった。消したはずのないデータが消えていたこともある。最も不思議なのは、あるレイヤーとリンクするような格好でデータが消えてしまったことだった。作業の照合のために原図を上部レイヤーに置いてチェックするが、終わってからそのレイヤーは削除して置かねばならない。そのとき何気に気楽に削除して作業を終えた。が、後にチェックすると消してはいけない下のレイヤーの本図まで消えていたのだ。7時間ほどかかった本図だから、これをやり直すしかなかった。これなど、どんな勘違いをするだろうか。その時に図がちゃんと揃っているかを確かめていなかったのはミスだが…。
今回は、とにもかくにも作業を終えて納品することができた。しかしデータを送ってから何か言ってこないかとこれも不安になるのだった。

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