2025年12月26日金曜日

深夜族には人権はない--2

深夜族といっても遊んでいる深夜族ではない。夜中に働かねばならない人のことを言っている。どんな世界でも夜中に起きていなければならない人がある。それがあるから世の中が回っている。


所説はあるだろうが深夜勤務はあまり健康的ではない。そもそも人間のリズムとは違うのだ。私は交代制を経験したがこの場合の交代制は昼の者とバトンタッチするというだけでなく自らの勤務時間が一週間ごと、あるいはひと月事に入れ替わる。あるときは昼間、つまり一般労働時間勤務をしてあるときは夕方から11時過ぎまでの勤務だった。相手方の勤務時間と入れ替わるのだ。

これは一方にだけ負担がかからぬようにとの配慮だったろうが、実はなかなか大変で、帰宅してすぐに布団に入るというわけには普通はいかず多少のものを食べてしばらくゆっくりしてから布団に入る。大体二時、時には三時を過ぎることもある。そうなるとドンドン時間がずれていって時差をうまく解消できないのだ。昼間勤務に身体を戻すのが大変。なかなか朝起きられなくなる。できる人はいつ布団(もちろんベッドでも構わないが)に入ってもぐっすりと眠れている人だ。

深夜11時から朝までの勤務はそれに慣れれば割りと続けられるものだった。だがそれも、日が昇っている間に十分に睡眠がとれる。これが条件だ。でなかったら、本当にふらふらになる。事故の危険性すら出てくる。

不幸なことに、越したばかりの当家の周辺はまことに厄介な世帯が集まっていた。皆犬を飼っていて、それが全てうるさく吠える。眠れたものじゃなかった。

2025年12月14日日曜日

記憶が食い違う不思議--3

こんな時、本来のファイルをうっかりどこかに保存していないかと考えるものだ。運が良ければそういうこともあるかもしれない。が、現実には少ない。あれこれ探して結局時間を無駄にする。


しょうがないから上に重なったデータを手作業で取ったのだった。二時間弱かかったろうか。これはまったくの徒労なのだ。その日の作業を終えるたびに余計なことが起きていないかを重々確かめて翌日の作業になるのだがハラハラドキドキだ。デジタルは間違えないというけど、本当にそうなのかと思ってしまう。

過去にも何度か不思議なことがあった。消したはずのないデータが消えていたこともある。最も不思議なのは、あるレイヤーとリンクするような格好でデータが消えてしまったことだった。作業の照合のために原図を上部レイヤーに置いてチェックするが、終わってからそのレイヤーは削除して置かねばならない。そのとき何気に気楽に削除して作業を終えた。が、後にチェックすると消してはいけない下のレイヤーの本図まで消えていたのだ。7時間ほどかかった本図だから、これをやり直すしかなかった。これなど、どんな勘違いをするだろうか。その時に図がちゃんと揃っているかを確かめていなかったのはミスだが…。

今回は、とにもかくにも作業を終えて納品することができた。しかしデータを送ってから何か言ってこないかとこれも不安になるのだった。

2025年12月8日月曜日

記憶が食い違う不思議--2

私は日々パソコンでの作業を続けている。何をやっているかはともかく毎日作業をしてデータを上書きしている。作業を終えるときは手動でバックアップしている。古い人間なのでこれが最も安心だと思っている。



その日、 一応のことをやり終えて作業を終えた。あとの作業がどれほど残っているかをいつも頭の中で考えている。誰でも似たようなものだと思う。その仕事を一旦終えて他の作業に移った。まあ色々抱えているわけだ。しばらくそちらの作業を続けてこちらの作業に戻った。どこから続ける状態なのかは概ね頭に入っている。まだボケてはいない。

だが、ここで問題が起きた。ファイルを開いたら自分が記憶している状態と全く違うのだ。やったつもりもないデータが貼り付いていたのだ。まさかと思いバックアップを開いたらそれと同じ状態だった。

呆然とした。作業を継続する前にこれを取っていかねばならない。まずはこの時間的ロスにゾッとした。

違ったファイルを開いている可能性?それは全然ない。私はワンドライブは使わずにパソコン内の一か所で保存していてそれをUSBメモリーにコピーしている。間違わないようにその時でもソフトでファイルを開いている。そうすると手元のファイルを間違って消してしまったような場合でもソフトから警告が出るし、念のためにもう一度わずかな作業をして、例えばレイヤーのロックを外したり元に戻したりをしてもう一度手元のファイルを上書き保存しなおしている。痛い目に何度も遭っているので習性になっている。

だから、私としては、間違いのないところをキチンと確認して作業を終えているわけだ。ところがファイルを開くと違っている。

これをどう考えればよいだろうか。


2025年12月1日月曜日

記憶が食い違う不思議--1

夜勤者の話は続くのだが、ここでちょっと話を割り込ませる。それなりの理由があるが、これがもし自分の記憶に関することであったらまことに情けない限りだ。そろそろ衰えてきたとしか言いようがないが、自分としては少々納得が出来ないのだ。 

記憶がすり替わってしまうということは、実は思っているより多くて、例えば過去の記憶などもかなり自分で塗り替えていることはあるそうで、そういうのを本でよんだりしたら、ふーん、そうかなあなどとも思うが、確かにこれは完全に別の記憶を作り上げてしまっているなと自分でも結論せざるをえないことを実際に確認している。そのことは機会があればいずれ記すつもりだが、今記述していることはつい先日のことだ。