夢の中では、自分が複数に分かれている時がある。飽くまで夢の中での話だ。ちょっとややこしいのだが、同時に存在しているとは確認できない。つまり二つに別れていた場合、双方が同時に自分だったとまでは言えない。
はっきりしたことは言えないが、確か3つくらいに分かれていたことがある。これは作り話ではない。飽くまで夢の中での話だ。最初私は誰かと話していたが、いつの間にか話している相手側になっていると思えることがあった。こんな夢はどんな条件のときにみるのだろうか。それとも何らの要因はないのか。
同時に複数の存在になることってあるだろうか。もちろん現実にはない。だがそれなら、自分は一体なにかということはいささか気になる。このことは随分昔から多くの人が疑問に思っているだろうけど、なるほどの答えは見いだせない。つまり、私は今、偶然にも人間、それもあまり報われない人間だが、どうして自分がここに来たのか。他の誰であってもよかったはずだし毛虫やミミズだったかもしれなくて、現にミミズは個で存在していて、奴はどうしてミミズに生まれただろうか。それはまったく合理的な説明がなされたのを見たことも聞いたこともない。
例えば痛みは閉じた自分の中にだけある。個で閉じられて本能や思考や痛みなどを抱えて他人と共有することはない。(一応オカルトのような話は除く)
ここが不思議なのだ。もし生命も意識も物質から生まれるならどうしてそこに自分が来ているのか。もし遠い惑星に宇宙人が居るとしたら、どうして奴はそこに生まれたのか。
考えてもしょうがないと言われればそれこそしょうがないことだが、これはまた魂論に繋がってしまいそうだ。
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