2023年10月26日木曜日

視える--と言う女性と知り合う

作り話をしないので、これは本当のことだ。細かくは言わぬが、あの大槻教授が聞いたら絶対に嘘だと言うような摩訶不思議な経験を私はしている。



別に非難しているのではない。大槻教授のあの態度は私は正解だと思っている。大体スピ系ホラー系は私もしんどい。しかし自身に起きたことはしょうがない。他人が信じる信じないは関係ない。その類の話をしても私には何等の益もない。儲かりもしない。まあ、それはブログも同じだが…。

あまり乗降客のない寂しい駅からちょっと歩いたところに居酒屋があって、以前何気にフト入った。年配の女性がやっている、いきなり常連みたいに振る舞える気兼ねの全く要らない店だった。そんな雰囲気の店が不思議とあるものだ。

先客が居て、女性だがこっちは本当の常連。その女性と隣り合わせて飲んだが、ちょっと不思議な雰囲気の女性で、話を聞くとどうやら--視える--という。つまり霊視できるそうだ。私は馬鹿にしないで受け止めた。商売霊能者はあまり信じないが、世の中には何があるか知れない。

その時は簡単に世間話をしたが、後で思い立った。自身の奇妙な体験を訊いてみよう。どんな反応だろうか。何度か通ってようやく遭遇してこれを伝えると、女性はそのまま私の話を受け止めているようで、しかも自分よりももっと視える人が居るからと電話してくれた。

呼ばれたのでスマホを借りて話した。相手は男性だった。若い声。年齢を訊かれて正直に答えた。写真を送れと言われたようで、女性が私を撮影した。

いずれまた、連絡はこの店のママさんを通じて--と言うことになった。

以後しばらくは仕事が忙しくて出向けなかった。ようやく時間を得て訪ねると、店は臨時休業になっていた。貼り紙がされていて、何があったかは書かれていない。店は寂しい場所にあり、他に訊けそうなところもない。今度駅前の他の居酒屋(多少ある)に入ってそれとなく訊いてみようと思っているが、現状連絡の付けようがなくなってしまった。

相手の女性もその知り合いの視えるという男性も怪しい雰囲気は全くない。特に女性は隣り合わせて飲んでいるので雰囲気からは察せられる。本当に視えているのかどうかはまったくこちらには知れないが。

経緯がどうなるか、ちょっと気になっている。

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