毎朝神棚とお仏壇に水とお茶をお供えしている。私自身はあまり熱心ではないが、父が毎朝お経をあげていたので、私はお経は読めないが形だけでもその継続をしている。線香も蝋燭も粗末なものだ。ロウソクは凡そ19分で燃え尽きる。毎日同じことの繰り返しだ。特に変わったことが起きることもない。
しかしそれが、一昨日は変だった。いったい蝋燭の炎はどれくらいの高さまで立ち昇るのだろうか。簡単な朝食を摂っていると急に炎が立ち上った。
えっと思った。こんなこと初めてだ。高さは推測だが10センチくらいだろうか。普通はそんなに高くならない。いつもは小さく、精々2~3センチの高さで小さく灯っている。早朝だから窓もまだ開けて居なくて、部屋に風もないのにそれがかなり瞬いた。しばらくして小さくなった。時間にしたら精々一分か。
蝋燭の製造過程でちょっとした違いが出るのかも知れない。芯が伸びれば炎も高くなるだろうが、着火したばかりで芯はまだ小さい。消える前の炎は大きくなるが、10センチにもならない。
何にしても不思議だった。仏さまが何か言いたげなのだろうか。そうかも知れない。もう一度チンチンと鳴らして手を合わせた。だからといって、それ以上にすることもないので…。
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