2024年11月1日金曜日

霊能者と居酒屋の腐れた話

以前、視える--つまり霊視できると言う女性の記事を書いた。その経緯がどうにも話にならない結果になったと。女性はかなり近隣で評判が悪く、出禁の店もあると噂で聞いた。良いのだ別にそのことは、人にはそれぞれがある。だからもうその話は立ち消えにしていた。


心寒い

しかし、その舞台となった居酒屋には通い続けていた。婆さんひとりでやっている店だ。雰囲気は冴えないし普段から周辺の店よりはやや高い目ではあったが、許容範囲だった。遭遇する客によっては楽しいときもあった。だが、それが急に変貌した。いきなりぼったくり店になっていたのだ。出て来る品も随分貧相になっていた。

事情は不明。だが推測はできる。多分何かの支払いに追われている。しばらく前から客の入りが全然だった。客によってはそういうことをしていたのだろうか。何年も通った馴染みの店であり婆さん女将だったが、金に追われたらそうなる。終わっていくというのはこういうものなのだ。

とへいえ、霊能を自称する女性が居たり、遭遇した店が後にぼったくり店に変貌したり、奇妙と言えば奇妙な成り行きだ。

黙って払ってきたが、以後はない。そろそろ出入りする店を整理する必要があった。好奇心で色んな店を訪ねたが、他に楽しめる店が増えた。それでも気兼ねがあってたまには訪ねていた。

むしろ整理がついて良かったと言うべきだろう。プラスに考えよう。

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