2024年2月27日火曜日

かまいたち--2

絵はともかく、こんな場合図を描くのはやたらと面倒な性分なのでとても絵描きとは思えない図をお見せする。つまりは物事が説明できれば良いのだ。



これは、今のところ--かまいたち--としているものによって傷つけられた跡だ。 左ひざの、お皿の上部のやや内側で、自分で上から眺めている状態を説明している。

右端が、衝撃の強かった最初に一撃だろう。だろうと言うのは、自分がその瞬間を目撃した訳でもないからだが、疑問の余地はないと思う。いささか思わせぶりな絵になってしまっているが、こんな感じでパックリ開いてサーモンや赤みが見えているのだ。スパッとした感じだ。

左の二本は恐らく二度目にやられたものだが、こっちはあまり深くなく、衝撃も小さい。スパッとした感じとはちょっと違ってやや皮膚が引っかかれて毛羽だった感じだ。

直ぐに変だと思うだろう。二度目の衝撃はシュッシュでワンセットだ。シュッシュッは方向が揃うはずなのだ。どんな事情か知らないが、説明がつかない。

何年も前なので傷跡は全く消えている。しかし不思議なことに、しばらくは余韻があった。やられた時の衝撃の余韻が、その時ほどの強さは無論ないが、記憶している限り、最低でも二度は余韻があった。

余韻というのも、かなり奇妙なことだと思う。

2024年2月21日水曜日

かまいたち--1

過去に様々なブログを運用してきたので、どこかで既に述べたかも知れない。 私はかまいたちに膝を切られている。かまいたちと決まったわけではないが、近いイメージとなるとこれしかない。しかし随分違う部分もある。

重複するかもしれないがもう一度述べる。もう五年以上、もしかしたら7年くらい前だ。キッチンで洗い物をしていて、流しの手前に下げてあるタオルで手を拭こうと思ってちょっと下がったらいきなり左膝をやられた。鋭く尖ったものの感触だった。その時咄嗟に思ったの。甲羅の固い、鋭い触手を持った虫がズボンの中に入り込んだのか。

慌ててズボンをたくし上げようとした。そいつを早く出すのだ。するとその瞬間シュシュッと二度引っかかれた。最初の一撃の衝撃が大きく鋭くスパッとした感じで、二度目は引っかかれた感じだった。しかも二度目は--シュシュッ--がワンセットだ。つまり二度目は二回やられている。言葉で説明するのは骨が折れる。

まくり上げて見てもズボンの内側にはなにもなかった。虫も居なかった。辺りを調べたが、何かが落っこちた気配もない。つまり切られただけで切った奴の正体はどこにもなかった。

最初の一撃の部分で口がパックリと開いて一円玉の直系よりやや長いくらいか。つまり世間で言われているかまいたちの傷跡に比べるとかなり短い。あれは大体7センチといわれているようだ。赤身が見えているのに血が全然でない。この部分はかまいたちと同じだ。ピンと来ないまま二階の部屋に戻ってマキロンのようなもので消毒を試みたが、脱脂綿を当てても赤っぽいものは付着しなかった。

かまいたちはある程度の推理がなされている。何らかの自然条件で真空状態ができて、それによる空気圧の違いで身が切られる。

正直言うと、私にはその方がありそうもないような気がする。キッチンなのだし、それはない。それでふと思うのだが、かまいたちの推理もどうやら怪しそうだ。もっと他の理由だろう。

あまり時間がないので少しずつしか書こうと思う。

2024年2月13日火曜日

視えると言う女性と連絡がとれないまま

臨時休業だった居酒屋を覗いてみた。店は営業していた。女将の具合が悪かったらしい。今は正常に戻ったようだった。最初は、ああ良かった、それなら連絡が取れると思った。


隙間から覗く奴


でも…、ちょっと様子が変だ。以前と同様全然朗らかだが、何だかその女性と距離があるような言い方をする。以前はわざわざ電話をしてくれたのだ。女性と店はツーカーだったはずだ。

なら無理は言えない。でもどういうことなのだろう。何かあったのだろうか。この店ではいつも大体同じものを食べていて、その時も同じものを食べた。飲んだ。全然楽しいを装った。飲めばそれなりに楽しくはあるのでそれはそれでよかったが、どうやら連絡を取ってもらうのは難しそうだ。

2024年2月12日月曜日

奇妙な物音の正体未だ判明せず



どこからか、古い自家発電機でも稼働させるような物音が漂ってくることを書いているが、相変わらず続いている。以前は夜中だけだと思っていたが、どうやら時間は関係ない。規則性は全然ないようだ。夜中に比べて昼間などは分かりにくかっただけなのだ。

距離はあるように思う。近くとは思えない。なぜ自家発電機が出てきたかというと、以前住まいしていたアパートの近くでそれを回していた人が居たからだ。その住人をはっきりとは知らないが愛想の悪い人ではなかった。会えば挨拶はする。難しい人でもない。でも町内にはどうやら入っていなくて、その意味では近所付き合いはしない人のようだった。気配としては、どうやら息子が一人居たように思う。奥さんの気配はなかった。

その人が、僅かな庭に自家発電機を置いて、電気を引き込まずにそれで暮らしていた。可能かどうかは知らないが、とにかくそうやっていた。その音にちょっと似ている。

漂っている時間は長くて数分。しかし夜中にもあると言うことは近隣の普通の生活者ではないだろうと推理できる。しかしその音を確かめようと夜中にも外に出てみるが、不思議と聞こえなくなる。

近所の人は誰も知らない。知っていても気にもしないだろう。私の近隣の人は、私から眺めるとやや鈍感だと思う。

こういうことには好奇心が働く。いつか突き止めてみたいと思う。


2024年2月2日金曜日

本性とはなんだろうか

精神分析ができる人が居ればちょっと訊いてみたい気がする。世の中には酔っ払いの絡み屋と言うのがある。私はよく飲む方なので時折目撃する。しかし酔ってもいないのに絡み屋と言うのがある。某お笑い芸人などが最近では有名だろうか。



人の数だけ違った意見がある、他人は他人--という考えが端からない。違った意見を許せない。芸人は何か発していないと忘れられると言うことがあるかも知れない。しかし度が過ぎると感じることがある。条件反射みたいに噛みついている。それこそ個人的な感覚だが、見る度にギョッとする人相になっているように見える。人間の心のあり様は必ず顔に出る。いちいち誰とは言わない。