2023年8月4日金曜日

心霊写真のかなりは?である

私自身は直ちに説明のつかない奇妙な出来事を幾つか体験している。それ故それ系の話を全て否定する気にはなれない。しかし概ねは否定的だ。

例えば昔からある心霊写真のなかにも、或いは昨今の動画などのなかにも、明らかにそれは違うだろうと言いたくなるのがある。コメ欄で指摘されたりもしている。ここは作成者にちょっとばかり注意を呼び掛けたい。でなければそれを精査する能力がないということを証明することになり兼ねない。


一見そう見えるようなものの殆どは、実際のところはパレイドリア現象だろうと個人的には思っている。試しに絵の具を無分別に散らばらせても偶然に顔のようなものはごく普通に現れてくる。人によっては心霊現象とか言いたがるだろう。そうなってしまうと私は急に興ざめする。リアル感がなくなってしまうのだ。

展示しているイメージは私が普段やっている筆ならしのどうということのないもので、言ってみれば何か描く前のウオーミングアップのようなものだ。使っている絵の具はごく普通の黒のポスカラで紙は安価なコピー用紙だ。ありきたりなもので描いている。


が、その気になって眺めればあちこちに、人の、或いは獣の顔がある。これは絵の具での描画だが、意図して描いたものではない。個人的には偶然性による描画は好みなので決して悪くはないイメージだと思っているが、心霊とは何らの関係もない。


逆さまにしたらまた別が浮かび上がる。こっちの方が恐ろし気かな?それとして眺めようと思えばいくらでも出て来る。

ではなぜこのようなことが起きるかと言えば、それは描画が偶然による部分が大きいからだと言える。私はそう考えている。このような描画では物の形をはっきりと描かない。するとつまり他の形に見える要素が増えてくるのだ。明暗も同様のことが言える。

誤解は避けたいと思う。上述したように私は奇妙な体験を幾つかしている。世間の誰に言っても、多分霊能者と称する人に言っても作り話だと思われるだろうと思う。だから、我々が認知しえない、または物理的にも考えにくい出来事はあるだろうと私は思っている。

逆に聞こえるかも知れないが、だからこそ何でも心霊ではなくて、もう少し慎重に構えたいところなのだ。エンターテイメントなら、それはそれで楽しめば良い。割り切りは必要だと思う。

もっとも、霊能者そのものを、私はあまり信じていない。過去の経験を言えば、視えている感じた人は正直皆無だ。しかも妙に偉そうだったりする。しかしだからと言って、全てを否定するつもりもない。自分には解らない領域としか言いようがない。

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八月になった。夏こそ心霊だね。それはそれで楽しもう。嫌いじゃないですよ。


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