この頃の不安の専らは

一時何度も聞こえた階下の物音、アリナミンの瓶がテーブルから落っこちるような音。ある時は立て続けにあって、その度に階下に、つまりキッチンの板の間だが、その様子を見に降りるがそのつど何もない。この頃はしかし、その現象が起きない。音が他から聞こえて来るとはとても思えないのだが。

音に関しては以前から不思議なことがあって、以前向かいの並びで騒音に関するトラブルがあった。パトカーも出た。当家にチラシも入っていた。隣りの騒音で困っていると。

斜め向かいなのでそんな騒音があったら当家にも聞こえるはずだがが何も聞こえない。いったいどんな物音でトラブっているのだろうか。その人にしか聞こえないのだろうか。そういうことが自分にも起きているのだろうか。

飛行機のエンジン音のような、自家発電機のような音に関しては出所がわかったと書いた。しかしどの世帯から出ているのか、或いはその付近から出ているのかははっきりしない。夜中も関係がないので近所は大変だろうが、もめているような気配もない。自分だったららちょっとヘビーだと感じる。

とはいえ、それらは直接自分にどうのこうのということではない。差し障っての不安はむしろ自分の健康問題だ。 これも妙なことがあった。以前からあまり状態は良くない。血糖値とか中性脂肪とか、この状態が長引けば人工透析とか言われて町から指導を受けていた。

しかし今回任意で検査してもらったら、全てが改善されていて悪いところがなかった。ところが自分には、これは絶対変だと思われるのだ。そんなはずはない。コロナになってからは病院には近寄らない。以後検査を受けていない。それで四年過ぎた。その間飲み歩いた。絶対に悪くなっていると思った。よくなる材料がない。

きっと誰かのと間違えているとしかおもえない。しばらくして念のためのチェックをしてみるが、自分には以前からこういうことが起きる。

星だろうか。

とにかく大晦日だ。昔のような特別なことじゃなくなってしまって久しいが、一応のことはして置こう。