2024年5月31日金曜日

もう一人の自分を見ることがあるだろうか

テレビのドキュメンタリーだったと思う。中国の山で遭難して奇跡的に下山してきた人の話だった。ナレーションを、仕事をしながらぼんやり聴いていたように思う。



その時に気になる話をしていた。もう限界に達して、本人は思ったそうだ。もういい、もういいんだ--と。何度も諦めかけた。そのときにもう一人の自分が突然自分から抜け出して眼の前に現れた。そのもう一人がやたらとうるさく励ます。その度にまた身体を動かして、結局手足を凍傷で切断することにはなったが奇跡の生還を果たした。

これは非常に興味深い話だった。極限に至った人間には時としてこのようなことがあるのかも知れない。そんなとき、私ももう一人の自分を見ることがあるだろうか。山の中でなくても遭難者は様々な幻覚を見るという。これもその類の話なのか。しかし知る限り、それらの話とも随分違う部分がある。第一目撃したのはもう一人の自分だ。そいつが自分を励ます。諦めるな諦めるなと…。今まで見知った限り、その類の幻覚を見た人は居ない。

確か、中国のミニヤコンカという山で遭難して、凍傷を負いつつも奇跡の生還をした人の話があった。そのことを知ったのはかなり後だったと思うが、あのドキュメンタリーはこの人の話ではないかと思っていた。しかしどうやら違っているかもしれない。

最近その本を購入して読んでみたが、私の記憶にある話はどこにも書かれていない。もう一人の自分の話だ。僅かに似た個所はあるが、それは行動を共にして、下山途中ではぐれた別隊員の声だった。勿論幻聴だった。隊員はその後遺体で発見されている。

思い込んでいたものが後で確かめて違っていたりすると妙な気分になる。実は私にはそういうことは何度かある。案外自分も思い込みやすい性格なのかも知れない。

2024年5月24日金曜日

誰かが憑依する?



まさかね、そんなことはない。でも変な癖が付くことってないだろうか。今まで何でもなかったことが急に変になったりする。

本を読んでいる時、普段声を出して読んで居る人はいないと思う。授業でもなければ皆黙って読む。黙読というのだっけ。私は寝る前にぼんやりと、別に急がずに本を読むのが好きだ。そんなに頭に入らなくて良い。一々そんなことは強いない。ただぼんやりと読む。その内眠くなってくれれば良いのだ。

2024年5月19日日曜日

隣人たちの不気味--4



越してきたのが老夫婦だと当初は思ったようだ。だから舐めた。主婦も高飛車だが、坊主も大変な悪ガキだった。何度も警察に引っ張られているという話だった。そいつが、突然電話を貸せと言って入ってくるらしい。母が電話で泣きごとを言ってきた。

2024年5月16日木曜日

正体不明の音に関してまとめ

 


私が敏感なのかどうか知れないが、とにかく私の住まいの周囲では異音がある。イオンはないが異音がある。

ま、いいけどそれは。とにかく心当たりのあるものをあげてみる。


1、発電機のような音

現在進行形で書いているディーゼル発電機のような音。時間不定。音の大きさも様々だがあまり大きい音ではない。方向感も不明。上下も不明。先日の記事にある通り一旦はヘリかと思ったが、そうではないことが判明した。

2、物が落っこちるような音

下のキッチンから薬瓶が落っこちたような音がする。アリナミンのようなガラス瓶がテーブルから落っこちたような音にそっくり。自分が二階に居る時に限って音がして、降りて調べてみてもなにもない。また瓶が転がったような音がすることもある。ゴロンという感じの音だが、異常はどこにもない。これは一度だけだが、勝手に転がる訳もない。他所の家庭の音が真下から聞こえることがあるだろうか。しかも皆が寝静まっている深夜。

3、壁に何かをぶつけるような、時には異様に大きい音がする

壁に何かをぶつけるような音がする。頻繁ではないが時々そう言う音がする。家の軋みかも知れないが、一度はまるで爆発音のようなビックリするような音がした。家全体を揺すぶった。近所で車のドアを開け閉めするだけで当家は揺さぶられる。何故かそんな風になっている。音響と空気の関係かも知れない。だが爆発音は異常だ。しかし外を調べても何もない。近所で尋ねてもてもそんな記憶はないという。あのような音を一度聞いたら忘れるはずがない。

4、トタンを叩くような音

ネコがトタンの上を歩くのと似たような音がする。しかし大きさが違うのだ。猫が歩くようなことは何度もある。音だって常識的なレベルがある。しかし時にそれがかなり大きい。人でも歩いているのかという感じ。しかも先日はわざわざトタンを殴るような音がしていた。風はない。いつもと同様外に出ても何もない。

5、深夜の低い音

かなり思いものをドスンと落っことすような音が深夜にしてきたことがある。寝てしまっている人は気付かないだろう。普通はあんな音は出せない。しかし数日だけで止まった。

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自分はここで作り話をしない。一々オカルトとは結び付けない。だから必ず納得できる理由が存在すると思っている。

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展示している絵についてちょっとだけ。

絵は別に記事に関連しているわけではない。文字だけじゃ味気ないからそうしている。元々不安げな絵を時として描いているので、溜まったらまとめて展示するかもしれない。

2024年5月11日土曜日

いやいや違うあれはヘリの音なんかじゃない



深夜遅くまで起きていた。夜中の二時過ぎか。するとやっぱりあの音がしてきた。音はいつもよりはっきり聞こえる。しかし10秒ほどでピタッと消えた。

ヘリだったらこんなことはない。音がピタッと消えるということはエンジンが止まったのだ。それはあり得ない。墜落するじゃないか。だから、先日ヘリが飛んでいたのは偶然だった。そう思える。

奇妙に思うのは、これは微かだからはっきりしないのだが、小さな音で何度も聞こえたり途切れたりしていたと思う。気のせいと言われればその程度の音だ。そしていきなりはっきりとより大きな音で聞こえて、それが10秒程で止まった。後はしなくなった。

移動しているのかも知れない。しかしヘリではない。とすると何だろう。相変わらず謎だ。或いはどこかで何かしているのだろうか。だったら音に強弱があるのはどういうことか。

音で奇妙な事柄はまだある。今は止まっているが、それに関してはまた書こう。

2024年5月9日木曜日

異音の正体はもしかして




ヘリコプターの音かも知れない…。

昼と言わず夜中と言わず、長い時間ではないし、遠鳴りなので普通なら気にはならない異音について記している。先夜も聞こえてきた。時間は夜の10時頃だったろうか。はっきりとは覚えていない。とにかく聞こえている間に確かめようと外に出た。音は途切れ途切れに聞こえる。

大体いつもそうなのだが、確かめようとすると聞こえなくなる。この類の話はそうと決まっているが、とにかく出てみた。空は真っ暗だった。

2024年5月3日金曜日

タオスハムなる現象があるらしい

近隣の話の間にちょっと挟む。私は以前から時折遠鳴りに聞こえてくる妙な音のことを書いている。これは続くこともあり、短い時間で途絶えることもある。いったい何だろう、などと思いつつぼんやりネットをうろついて居たら、タオスハムなるものを見つけた。どこからともなく聞こえてくる低周波音らしい。これは世界のあちこちで見られる現象で、場合によっては自分にしか聞こえないこともあるとか。



以前、非常に低い地鳴りのような音が朝早くから聞こえていたことがあった。近所の人に訊いてみると、その人にも聞こえると言っていた。でもこうも言われた。あんなのが気になるのですか。

まあ、私はその辺よりも好奇心が強いのだろう。

ひょんなことからそれが何だったのかが判明した。ある居酒屋で居合わせた客が話していた。雷の音だったようだ。遠鳴りで途切れることなく連続するし朝からは珍しいので雷とは思えなかった。

今自分に聞こえてくるのはディーゼルで回している発電機のような音で、数秒のこともあればかなり長く持続する時がある。タオスハムの記事を調べていると、やはりそれに似た音があるようだ。

タオスハムなる名前の由来はアメリカニューメキシコ州にある町の名前だそうで、ここで同じような音が確認されるが今も原因が特定されていないらしい。

そういうものなのだろうか。